京都 安倍晴明、陰陽師という役職とは..(其の壱)

陰陽師という役職(其の壱)

陰陽師という仕事は、
天体の動きを観察して吉凶を占ったり、
太陽や月の運行を測って暦を作り、
これによって日柄の吉凶を判断したり、
土地の吉凶を占ったり、
といったような「占い」が主な仕事でした


安倍晴明『陰陽師』


又、この時代の人々は、
生活のすべてが陰陽道に基づいて生活していました
例えば、今日は、南東の方向が悪いと出ると
「方違い」といって悪い方角を避けて通ったり、
日が悪いと出れば「物忌み」と称して、
その日は一日家にこもったり..
そして、何か悪い出来事や印が現れれば、
陰陽師を呼んでその原因を占ってもらいました

例えば、こんなエピソードがあります

初夏のこと、物忌み中の藤原道長のもとに、
早成の瓜が献上されてきました
道長は早速食べてみたいと思いましたが、
今は物忌み中のため、
食べてもよいかどうか晴明に吉凶を占ってもらうことにします

晴明が早速占ったところ、
ほとんどの瓜は「吉」とでたのに、
たった一つだけ「凶」と出た瓜がありました

「この瓜に毒気があるようです
 加持祈祷を行えば、毒気が現れるでしょう」

そこで、次に、僧上観州(かんしゅう)が祈祷したところ、
瓜が妖しく動きはじめました
その様子を見ていた丹羽忠明(たんばのただあき)に向かって、
道長は、「毒気を押さえるように」と命じます
忠明は医者らしく瓜を手にすると、綿密に調査し始めました
そして、2箇所に針をたてると、瓜は動かなくなりました

次に、源義家(よしいえ)が進み出てきて、
腰の短刀を引き抜いて、瓜を切ると、瓜は、真っ二つに割れました
中には、小さなヘビがどくろを巻いてうずくまっていたのです
『古今著聞集』

『古今著聞集』


悪い出来事・兆候に怯える人々の心から、
不安を取り除くのも陰陽師の仕事..
陰陽師として優秀だった晴明は、
多くの人々に頼りにされていたようです

晴明も勤務した当時の陰陽寮跡

陰陽寮跡にそびえるTV塔

今では、NHKのTV塔が立っています

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